



冬虫夏草は、古来より中国で健康維持に役立つとされ、
幻のキノコと呼ばれ珍重されています。
冬虫夏草の学名はコルディセプス・シネンシス(Cordyceps sinensis(Berkeley)Saccardo)といい、分類上は子嚢菌亜門バッカク菌科に属するキノコの一種です。
冬にコウモリガという蛾の幼虫に寄生し、養分を吸収して成長し、夏になると草のように棒状のキノコが生えてくることから、「冬虫夏草」という名前が付けられています。
虫に寄生したキノコは世界中に300種類以上あると言われており、それらすべてを冬虫夏草と総称されることもありますが、本来は、冬虫夏草とは学名コルディセプス・シネンシスに与えられた名称です。
冬虫夏草の原産地は、中国甘粛省、青梅省、四川省、雲南省、チベットなど標高3000m以上の高山地帯に限られています。産地や採集時期等により品質が異なるなど安定供給が難しく、さらにその絶対量も少ないため、非常に高価なものとされています。

明治が、この長年に渡る食経験に裏付けられた冬虫夏草を、健康食品素材として高く評価し本格的な研究をスタートさせたのが1992年です。
製造技術研究については、明治乳業の乳酸菌研究で培われた培養技術を応用し、天然の冬虫夏草(コルディセプス・シネンシス)のキノコの部分(菌糸体と言います)の細胞を培養し、細胞分裂させていくことにより増やしていく、「菌糸体培養技術」を確立しました。
明治は選定に選定を重ね、コルディセプス・シネンシス8819株を、元となる菌株に選択し、菌糸体培養を行い、その培養した冬虫夏草の菌糸体細胞を熱水で抽出し、「冬蟲夏草菌糸体エキス」を完成させました。
その後、このエキスの食品素材としての価値を科学的に評価するため、動物試験や人を対象とした試験を実施し、その結果を様々な学会で報告してきました。
天然の冬虫夏草は、数も少なく高価であり、さらに自然条件や採取時期、乾燥期間等、個別の条件により品質に大きな差が生じることがありますが、菌糸体培養により製造した「冬蟲夏草菌糸体エキス」は、天然物に比べ価格も安く、常に一定の品質を保ち、大量に製造できるメリットをもった画期的な健康食品素材です。



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